時代劇、自転車、日本産淡水魚、iPhoneなどについて書き散らす覚書です

2012年8月19日日曜日

折り畳み自転車 GoBike の破壊と修理

 Gobikeという自転車を使っている。
折り畳み自転車が欲しくてBD-1とBrompton辺りを物色していたら、オークションで見かけて即決。独特の片持ちフロントサスなどのスタイルにほれたのだ。
カナダ発のデザインバイク。前後サスにディクスブレーキ、アルミフレームと豪華装備。その上走っていても町で同じ自転車を見た事無いので満足している。


 買ってみると、不便なところもあった。
  1. 発売元のGobike社が営業停止しているらしく、オプションが手に入らない。
  2. 特殊なデザインの所為で、汎用のキャリアやマッドガードは取り付けられない。
  3. 12キロと意外に重い。アルミ製なのに。
  4. 折りたたみ寸法がデカイ。同じ20インチ車よりも。
  5. カナダ人サイズなので?ハンドルが遠い。


 改造して克服しようにも知識不足。希少車なのでネット上にも情報が少ない。
ともあれ、机上で考えを巡らしていても始まらないので、無謀にもオリジナル部品のフロントハブなどバラしてみようと挑戦してみたら・・・

バキッ

 フロントハブ軸が逆ネジ(左ネジともいう)とは知らず、思いっきりレンチを回した(というか体重乗せて踏んづけた)結果、ロック用ダブルナットの内一つが割れてしまった。
「やっちまった……」
 とりあえず気持の中だけでも無かった事にしたかったから接着剤でくっつけて仮組みしようとした。
 しかし、それが思いもよらない良結果を出すことになったのだ。 

割れてしまったロックナット、接着しました

 こんな感じで割れたのが幸いしたのか、ナットはちゃんとネジを噛んで回ってくれました。きっちり接着すればロックナットとしての役割は果してくれそう。

 下記写真の感じで14mm径の逆ネジ(左ネジ)がきってあるフロントハブ軸。ボルトとダブルナットでベアリングを挟み込んで、かつフォーク部とのスペーサも兼ねている模様。側面の切り欠きは逆ネジ(左ネジ)の印なんだって。知らなかったよ……(この辺は勉強しながらなんで勘違いして書いてるかも)


 見た目上治ってるからといって、このままじゃ安心して乗れたもんじゃない。なんとかならないかと、小径車が得意そうな自転車店に片っ端から連絡して頼ってみたが、「預らしてくれ」と引き受けてくれる店は一軒も無かった。Gobike社に連絡がつかず、補修部品が手に入らないからだ。ちなみに、Gobike社のサイトは今でも見られるが、随分長く更新されていない。そこまでチェックしていたら買わなかったのになぁ。
 割れたナット(厚さ5mm、逆ネジ穴14mm径の19mmレンチ用)は、かなり特殊なサイズらしく、ある小径車専門店に紹介してもらったネジ専門店でも見つからなかった。ネットで調べると、ドカティというイタリアンモーターサイクルの部品に同じネジが使われているらしいと分かったが、どうやって手に入れるのか方法が分からない。

 一体どうすれば良いのか!?
 つづきは次回。

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